Vapeは危険性が高い!?健康被害や安全性を具体的に解説!

Vapeの基本

Vapeって危険なイメージ?

Vapeって何となく危険なイメージがありませんか?
メディアなどではたばこよりも危険といった雰囲気の報道がされているときもあります。
Vape本体が爆発したというニュースを覚えている方もいるかもしれません。

個人的には上辺だけの情報であまり知られていないからこそ不安があると思います。
そこで今回は海外の情報も交えながら、Vapeの危険性や安全性について解説していきましょう。

Vapeの健康被害が話題になっている

まずは下記の記事を紹介しましょう。

「電子たばこは発がん性ある」と専門家 大半が中国製、従来のたばこより危険説も

産経新聞(電子版)

今から8年前くらいの記事なりますが、Vapeの危険性について国立がん研究センターの方のコメントがあります。
リキッドの主成分の一つが加熱されることによって、発ガン性物質になることが示唆されていました。

電子タバコで3人死亡か、米当局が関連疑いの症例450件調査

ロイター

上記はアメリカのメディア「ロイター」が報道したもので、実際に電子たばこに関連した死亡事故があったようです。
また、電子たばこに関連する肺疾患も多数報告されていることが分かりますね。

Vapeはやっぱり危険なもの?

上記の記事などを読んでいるとたばこよりも危険な雰囲気がしますよね。
しかし、国立がん研究センターの方のコメントを読むと、データの不確実性がとても高い印象です。
発ガン性物質と言われているホルムアルデヒドは使用条件やリキッドの成分によって数値が大きく変わることが分かっています。
それら条件等の説明もなく、安易に紙巻きたばこより危険というのは暴論のように感じました。

たばこには約70種類以上の発がん性物質が含まれいてると言われています。
一方、Vapeで現在確認されている発ガン性物質はホルムアルデヒドを含めて数種類程度。
単純な数での比較は意味がないかもしれませんが、Vapeの方が発ガン性物質は圧倒的に少ないです。

ロイターの記事もショッキングな内容ですが、日本では販売されていないリキッドが原因でした。
亡くなった方や健康障害を訴えている方の殆どがTHCという成分を含んだリキッドを吸引しています。
THCは大麻に含まれている成分で、日本では当然ですが販売も使用も禁止されている成分。
アメリカ疾病センターでも、上記の成分が原因と見ているので、日本ではまず起きる心配は無いでしょう。

イタリアとアメリカの研究チームがネイチャー誌に掲載

Vape関連の本格的な研究は少なく、実際に健康に害があるのか不明な部分が多いです。
そんな中、イタリアとアメリカの大学で構成された研究チームが3年半に渡る追跡調査をしました。
Vape喫煙者と非喫煙者のグループに分け、血圧や循環機能などの詳細なデータを記録。

結果的には、Vape喫煙者の数値は非喫煙者と変わりがなく、影響は確認されませんでした。
ちなみに世界的な学術誌「ネイチャー」に掲載された研究なので、信頼性も高いと言えます。
こちらの研究だけで断定することはできませんが、少なくとも健康に深刻な影響を及ぼすことは少ないでしょう。

Vapeはたばこよりも身体にいい?

紙巻きタバコ喫煙者の場合は、たばこよりも健康に良いのか気になりますよね。
先程も述べたように研究が進んでいない分野なので、明確な答えはまだありません。
しかし、イギリス政府はVapeの方が紙巻きタバコより95%安全という研究成果を報告しました。

また、イギリスではパッチやガムに変わる新しい禁煙補助具としてVapeを推進しています。
パッチやガムは禁煙成功率が低いですが、Vapeはたばこを吸っている感覚に近いので禁煙成功率が高いです。

上記の記事でも取り上げられていましたが、Vapeはリキッドの質によって健康レベルが大きく変わります。
そのため、Vapeを始める方はVape本体よりもリキッドを重点的に選んでほしいですね。

日本製のリキッドなら安心?

日本で販売されるリキッドはニコチンやTHCなどの健康に大きく影響する成分が含まれていません。
この情報だけを聞くと、日本製のリキッドなら安心だと思う方が多いと思います。
しかしながら、日本製なら何でも安心というわけではありません。

リキッドメーカーの中にはラベルを張り替えて日本製のように見せかけている事もあります。
そのような場合は特に粗悪な製品が多く、不純物や不必要な成分が含まれているかもしれません。

逆に中国製やアメリカ製のリキッドであっても第三者機関での検査報告を掲載しているものもあります。
このような情報を掲載しているメーカーは信頼度が非常に高いのでおすすめです。

製造国やメーカーに囚われず、検査などのデータを参照することで信頼できるリキッドに出会えるでしょう。

Vapeが爆発したって本当?

Vapeに興味のある方なら、Vapeが爆発したという噂を聞いたことがあるかもしれません。
この噂は実際に起きた事件で、詳細は下記の記事に書いてあります。

電子たばこの爆発で男性死亡、頭部に破片突き刺さる 米フロリダ州

CNN.co.jp

この記事を読むとVapeは危険なものというイメージを抱きかねないと思います。
吸っている最中に爆発したらとても怖いですよね。

亡くなった男性はメカニカルタイプというVapeを使用していたようです。
詳しい説明は省きますが、メカニカルタイプは上級者向けのVapeで初心者が使うことはほぼ無いでしょう。
安全性が高まる保護回路やリミッターなどがなく、限界を超えた出力を出せるのが特徴です。

恐らく亡くなった男性は限界を超えるような使い方をしていて、爆発したと思われます。
アメリカではメカニカルタイプのVapeが人気で、知識がなくても使う場合が多いようですね。

初心者向けのVapeなら殆ど危険はない

先程も説明したように爆発する可能性のあるようなVapeは初心者におすすめされることはありません。
初心者におすすめされるVapeは様々な保護回路を装備しているので、使用中に爆発することは無いでしょう。

また、操作面に置いても非常にシンプルなものがあり、中にはボタン操作などが一切ないものもあります。
そのようなVapeを使用すれば、電気などの知識も必要なく安全に使うことができるでしょう。

個人的な感想

Vapeを使い始めて5年ほどになりますが、個人的には紙巻きタバコよりも影響が少ないかなと思っています。
長期的な影響などは分かりませんが、紙巻きタバコのときは痰が絡むことが非常に多かったです。
Vapeに変わったことで痰が出ることは減ったように思います。

Vape自体はこれまでに10機種以上使って来ましたが、使っていて不安になるような製品はありませんでした
最初に紹介した記事では中国製が多いと書いてありますが、現代のVapeは中国発祥なので当然ですよね。
誇りやこだわりを持っているVapeメーカーが多く、有名メーカーであれば安心感もあります。

それぞれの考え方によってVapeの安全性への捉え方は変わるでしょう。
しかし僕個人的には紙巻きタバコよりも身体への影響は少ないと思っています。
今回の記事がVapeの知識を深める手助けを出来たのであれば幸いですね!

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