【水蒸気だから水?】Vapeのリキッドを初心者にも分かりやすく解説!

Vapeの基本

Vapeの本体を買った初心者の方が、次に悩まれるのがリキッドではないでしょうか?
リキッドを製造しているメーカーは国内外問わず非常に多く、どのメーカーが良いのかわからないでしょう。
メーカーによってはVG/PG比率も選択できるので、初心者にとっては更に難しいですよね。

今回はVape初心者の方に向けてリキッドの基本的な知識からおすすめのメーカーまですべて紹介します!

Vapeはリキッドが重要!

Vapeを始める際にはどのVapeにするか非常に悩みますよね。
しかし、Vapeが決まったとしても次はリキッドについて悩むことでしょう。

リキッドは味や吸い心地を左右するので、Vape本体以上に悩むかもしれません。
メンソールなどの定番の味は様々なメーカーから販売されていますが、味については微妙に違います。
また、爆煙に向いたリキッドや味重視のリキッドなど特徴もそれぞれのメーカーで違うでしょう。

僕自身も含めて、Vapeを長く吸っている方の中にはリキッドを自作する方も多いです。
リキッドメーカーの中にはリキッドの原液を販売しているメーカーがあります。
原液とVG/PG液を組み合わせることで自分好みのリキッドを楽しめるのがメリットですね。

Vapeはリキッドはどんな成分なのか

リキッドの重要性が分かったところで、その成分を確認していきましょう。
成分の役割や特徴を理解すると自分好みのリキッドを探す手助けにもなりますよ。

①VG(植物性グリセリン)

リキッドではVGと省略されて表示される植物性グリセリンは、Vape以外にも様々なところで使われています。
植物性と書いてあるようにヤシ油やパーム油から抽出された安全性の高い成分です。
化粧品の保湿成分として定番なので、聞いたことがある方も多いでしょう。
食品添加物グレードの植物性グリセリンはマーガリンや豆腐などにも使われています。

Vapeにおいて植物性グリセリンは水蒸気量に深く関わっています。
多くのリキッドでは50%~70%の割合で含まれていて、比率が多くなるほど煙の量が多くなるのが特徴です。
ただし、植物性グリセリンが多くなるほど味がボヤけるなどの欠点もあります。
液体の粘度が高いので、冬場に比率の高いリキッドを使うとコットンへの補給が追いつかずドライヒットする場合があるでしょう。

②PG(プロピレングリコール)

プロピレングリコールは化粧品や医薬品にも使われている成分です。
こちらも食品添加物として使用されているので、安全性は比較的高いでしょう。

PGは粘度がVGよりも低いので香料がよく溶けて味がスッキリと表現されます。
味重視でVapeを楽しみたい方にはPG比率の高いリキッドがおすすめです。

③香料

香料はリキッドの味を決める重要な役割があり、リキッド全体の5%くらい含まれています。
各メーカーで同じ味であってもオリジナルの配合をしているので面白いでしょう。
基本的には食品添加物として使われる香料で作られているので安全性に配慮されています。

粗悪品には気をつけよう!

リキッドメーカーの中には粗悪品と言っても良いようなリキッドを販売しているところもあります。
先程紹介した成分は基本的には食品にも使われている安全性の高いものばかりです。
しかし、粗悪品の中には食品に使うことの出来ない工業用の原料を使っている可能性があります。

大手リキッドメーカーだと第三者機関の成分分析結果や使用している成分を公表している場合があります。
あまりに安い値段のリキッドやホームページもないようなメーカーのリキッドは注意したほうがいいでしょう。

海外メーカーは危険?

上記のような説明を聞くとなんとなく海外メーカーのリキッドは危険そうな雰囲気がしますよね。
しかし、Vape業界の中心地はアメリカと中国です。
どちらも大手メーカーが多く、競争が激しいので粗悪品を作るメーカーは淘汰されてしまいます

逆に日本に目を向けてみると、市場規模がそれほど大きくないので海外ほど大きいメーカーは殆どありません。
また、Vape未経験者を食い物にするようなメーカーもあるので油断は出来ないと思います。

リキッドだけでなくVape製品を選ぶ際には、先入観を捨てて国内メーカーでも吟味して選んだほうがいいでしょう。

おすすめのリキッドメーカー

リキッドのことが分かってきたところで『結局どこのメーカーがいいの?』と思う方も多いでしょう。
そこで、完全に独断と偏見で個人的におすすめなリキッドメーカーを紹介します。
闇雲に紹介しても逆に判断に判断しにくくなると思うので、筆者が実際に使ったことのあるなかでおすすめのメーカーを3つ紹介しましょう。

『りきっどや』

引用:りきっどやホームページ

国産のリキッドメーカーで個人的におすすめなのが『りきっどや』です。
国産メーカーは海外産と比べると高い印象を受けますが、りきっどやは国産でありながら低価格
大容量ボトルでも気兼ねなく買えるので重宝すると思いますよ。

フレーバーに関しては、フルーツ系をメインに定番系の商品が揃っています。
冒険したフレーバーは少ないですが、その分失敗することがないのはメリットでしょう。
個人的にはボトルも好きで、先端のノズルが細いので入り口が小さいPodなどにも注ぎやすいです。

りきっどやは常用しているわけではありませんが、気分転換したいときに使っています。
特にみかんフレーバーがおすすめでオレンジではなくみかんの雰囲気が感じられました。

『HiLIQ』

引用:HiLIQホームページ

常日頃から僕がお世話になっている『HiLIQ(ハイリク)』はVape好きなら知らない方はいないでしょう。
激安価格で数え切れないほどのフレーバーが売られていて、正直選ぶのに迷います(笑)
中国産なので品質に不安を覚える方もいるかもしれませんが、第三者検査機関の報告もしっかりと掲載されています。
当然ながら香料は食品添加物クラスなので、安心して使用することができるでしょう。

HiLIQは個人輸入という形態になるのでニコチン入りのリキッドを購入することも可能です。
禁煙目的でVapeを始める方には間違いなくおすすめのメーカーですよ。

僕はハイリクでニコチンベース液と香料原液を定期的に購入しています。
完成品を買うよりも自作でリキッドを作ったほうが自分好みのフレーバーを作りやすく、コスト的にも有利ですよ!

『BI-SO』

引用:BI-SOホームページ

恐らくリキッドメーカーの中では最も知名度のある『BI-SO』は知っている方も多いのではないでしょうか?
大手ディスカウントストアやコンビニでも販売されている事があるので、入手性は最も高いと思います。
出先でリキッドを切らしてしまったときには僕も何度もお世話になりました。

BI-SOの特徴としては種類豊富なフレーバーを取り揃えていることでしょう。
正直、ハズレっぽいフレーバーもありますが、老舗でありながら攻めたフレーバーを出しています。
定番から変わり種まで様々なフレーバーがあるので、色々楽しめるのはメリットですね。

最近では新規参入のリキッドメーカーに押され気味ではありますが、今後も安定したリキッドを供給してくれるでしょう。
コスパはあまり良くないので、個人的には緊急的に使うリキッドメーカーという感じです。

さいごに

今回、リキッドメーカーを改めて調べてみましたが、僕がVapeを始めた頃よりも本当に増えたなと思いました。
僕がVapeを始めた頃は国産であればBI-SO一強のような状態で、選択肢は殆どないような状態だったと思います。
最近は新進気鋭のメーカーが多く、改めてリキッドを試してみるのも面白そうですね。

Vape界隈では東南アジア製リキッドの人気が高まりつつあり、今後は国内でもマレーシアやタイのリキッドが人気になるかもしれません。
Vapeは流行の流れが激しいので、今後も注視したいと思います。

今回の記事がVapeライフの手助けになれば幸いです。
質問や取り上げてほしい内容がありましたら、お問い合わせフォームやX(旧ツイッター)からお願いします!

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